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 冬の徒花


ジャンル:ファンタジー  初出:2012年  連載期間:2012/09/25〜2013/04/20

あらすじ
 
  北の大国アクアリアとは、西方の金鉱利権で政治的に対立してはいたものの、セディアランドと概ね良好な関係を築いていた。
そんな中、セディアランド総領事館内で一大事件が勃発する。
総領事館の敷地内で、一人のアクアリア国民が死亡する。その原因は、真剣の決闘によるものだった。総領事館の敷地内では、秘密裏に決闘を目的とした違法な同好会が結成されており、その活動中の出来事だったのである。
死亡したのは、アクアリア陸軍の現役大尉。
これを受け彼の父、元陸軍中将は、猛然とセディアランド側に抗議する。しかしその内容は、大方の予想に反するものだった。

「この決闘には不正な行為があった」

陸軍を動かすこの事態に、たちまち両国政府間に緊張が走る。
事態の収束を命じられるのは、赴任直後の全権大使フェルナン。そして事件の全容を知るべく調査を行うのは、私設秘書のサイファーだった。
 
 


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 2:虚飾の青眼
 3:雨夜の月
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