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ターミネーター:ニュー・フェイト

審判の日を逃れた人類は、平穏な生活を送っていた。しかしある日、自動車工場で働いているダニーは突如見知らぬ男に襲撃を受ける。男の正体は、スカイネットが消滅したはずの未来から送り込まれたターミネーターだった。


主演はアーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン。
ターミネーター2の続編として制作された作品です。T800とサラ・コナーは当時と同じ俳優で、当時からの時間の流れを感じさせます。
本作のターミネーターRev9は、フレームボディと流体ボディの2つを持つハイブリッド型。知能の高い潜入型のT800と応用力の高いT1000の良いとこ取りの機体かと思ったら。T800ほど頭は良くなく、T1000ほど攻撃力も汎用性もない非常に残念な機体でした。ネットワークにも入り込めていたからT-Xもかな。しかしダニーを探す以外に全く使っていないのがまた。
そして味方はサイボーグとなった強化兵士のグレース。これが全力を数分しか出せない制限付で、その制約も言うほど使われていないのがもったいない。
T800とサラ・コナーの登場が話題になっていましたが。ストーリー上、サラは非常に辛く厳しい過去を背負っています。一方でT800は、どうにもその部分をほじくるような言動をし、正直なところシリーズで最も嫌いになるシュワちゃんという印象があります。そのためサラに最も感情移入してしまいました。初代から比べるとやさぐれ方が凄まじいですが、彼女もスカイネットに人生を狂わされた1人という感慨深いものがあります。
T2の続編という謳い文句でしたが、どうにもただの焼き直しという印象が否めませんでした。アクション映画としては非常に綺麗にまとまっていて面白いことは面白いんだけれど。ターミネーターだから観るという、それ以上のものは無い作品のようでもあります。

オススメ度は4−。シリーズが好きな人向けの作品かつ、それで納得ができる内容かどうか、という感じがします。アクション映画としては綺麗にまとまっているので、むしろ意識しない方が面白いかも知れません。

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