Lazy Bear

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サマー・オブ・84

1984年の夏、田舎の町に家族3人で住むデイビーは、今ニュースで取り上げられている連続殺人事件の犯人が隣人の警察官マッキーではないかと疑い始める。デイビーは自分達だけで解決しようと、いつも遊んでいる友人3人を誘い、マッキーの生活を監視し始める。当初は半信半疑だった3人も、マッキーの行動には明らかに不自然な所があると確信していく。しかし決定的な証拠が出て来ない状況を歯がゆく思った4人の少年達は、より大胆な捜査の手段を取り始める。


80年代の映画をリスペクトしたサスペンス映画です。スタンド・バイ・ミーよろしく、悪ガキ4人の夏の冒険といった雰囲気の作品でした。マッキーは本当に殺人犯なのか? という不安感、真犯人に逆に追い詰められていく恐怖、またちょくちょく挟まれる年上の綺麗な女性との甘酸っぱいロマンス、そういった要素がふんだんに詰め込まれています。
主人公のデイビーの他、友人達などの家庭事情もちらほら描写されそれが意外な所で繋がったり、序盤の何気ないセリフや行動が終盤に回収されたりと、ストーリーはいたって王道なのだけど、そういった伏線要素などがうまく盛り込まれていました。案外ストーリーも練られているのではと思ってしまいます。
基本的に王道なスタンド・バイ・ミー路線のサスペンス映画だけど、クライマックスは意外な展開でした。ここに来て好き嫌いが分かれる展開になるとは、という印象です。

オススメ度は4+。クライマックスは賛否分かれそうな気がしますが、基本的には非常に王道な展開で実に面白いです。15歳の頃の自分を思い出しながら見てみると良いでしょう。

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