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アントマン&ワスプ

スコットは、シビル・ウォーの際にキャプテン・アメリカに加担した罪で、2年間の自宅軟禁中だった。その軟禁もあと3日という時になり、突然とスコットは疎遠になっていたホープに拉致され、ハンク博士の元へ連れてこられる。二人の目的は、スコットを頼りにし、30年前に量子世界に消えたはずのハンク博士の妻ジャネットを救出することだった。


マーベルコミックのアントマンが主人公の作品、その第2段になります。時間軸としてはキャプテン・アメリカのシビル・ウォーの後になり、アベンジャーズのインフィニティウォーよりは前です。
今作の主目的となるのはジャネットの救出ですが、スコットはどちらかというと巻き込まれに近い形でいつの間にか渦中の中心人物のような状態になっています。ハンク博士のラボを狙うマフィアと、更にゴーストと呼ばれる白いアーマーを来た謎の戦士、そしてスコット達を監視するFBIと、四つ巴のような状態です。扱っている内容は生死が絡む結構シビアなものだけれど、割と前作のような軽いノリが多く、明るい雰囲気はそのままでした。
見どころは何と言っても拡大縮小を駆使したスピーディーなアクション。殺陣はもちろんのこと、やはり一番の見ごたえはカーチェイスだと個人的には思います。車の拡大縮小を駆使した攻防はアントマンでしかありえないでしょう。追手を撒く手段は本当に最高に燃えました。
量子世界のシビアさと危険性は前作同様で、今回はそこにアントマンの巨大化リスクも若干加わっています。色々と伏線を張る巧妙さもさることながら、基本的には明るく軽いノリではあるけれど、時折ハッとさせられる伏線回収や生死の絡んだシビアな演出など、とにかく最後まで飽きさせない作品でした。
お馴染みのスタン・リーも出演しています。
ラストには丁度インフィニティ・ウォーに関連する部分があります。ここが思ったより重くて、うわあと声が出そうになりました。これは本当に続編に期待です。

オススメ度は4。シリーズのファンであれば文句なしでしょう。拡大縮小を駆使した軽快なアクションは、アントマンのオンリーワンであるとも言えます。

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