Lazy Bear

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セラヴィ!

零細企業のウエディングプランナーとして働くマックスだったが、次の仕事を最後に引退してしまおうと考えていた。彼の私生活も仕事も思うようにうまく進まないためである。
最後の仕事にするつもりだった結婚式だったが、相変わらずスタッフは彼の思い通りに動くどころか仕事を妨害しているとしか思えないような行動にばかり出ていた。その上依頼主もまた一癖も二癖もあり、準備の段階で既に疲れ果てていた。
その上、スタッフからあるとんでもない情報を聞かされる。あまりの衝撃にマックスは思わず倒れ込んでしまった。


どうしようもないスタッフ達の結婚式を舞台にしたコメディ映画。主人公を含め大半の登場人物が何かしら問題のある、一癖も二癖もある人物ばかりの作品です。
時間は守れない、協調性が無い、仕事を真面目にやらない、そもそも経歴を詐称している、などなど。とにかく酷いメンツもさることながら、論文のようなスピーチをねじ込んだり、バンドと喧嘩を始めたり、妙な余興を入れたりと、客側も面倒の塊。この状況の中、更に予定外の事故やトラブルまで起こり、結婚式としてまともに成立するのかどうかも怪しい展開です。そこがなんとかなるコメディ映画ですが、笑いよりかはむしろマックスの心労の方が心配になるように思います。
クライマックスでは案の定スタッフ達がやらかしてパーティにとどめを刺します。しかしそこから予想外の展開を見せ、何となく感動の結末を迎えます。正直なところ完全に力技で、何がなんだか分からないうちに感動エンドでした。果たしてこれはこれで良いのか。途中途中で挟まる妙なジョークもあり、今ひとつ釈然としないのは文化の違いなんだろうか。

オススメ度は3+。ジョークの合う合わないがかなり明確に出るように思います。軽い気持ちで見るには十分だけど、期待しすぎは良くないと思います。

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