ランペイジ 巨獣大乱闘
違法な遺伝子操作研究の成果が事故により漏洩し、3頭の巨大生物が誕生してしまう。3頭は人間の兵器を物ともせず思うがままに暴れ回る。その3頭の内の1頭、ゴリラのジョージ。彼を飼育していたのは、かつて彼を密猟者から救い出したデイビスだった。元々熱い友情を交わす間柄だったが、ジョージの変貌にデイビスは何としてもジョージを救おうと奮闘する。そんな中、3頭は何かに引き寄せられるかのようにシカゴへと向かっていった。
主演はドウェイン・ジョンソン。
遺伝子操作研究で偶発的な事故から生まれた3頭の巨大動物が起こす騒乱と、その内の1頭のアルビノゴリラのジョージを飼育するデイビスが奮闘するアクション映画。B級アクションにお金をかけた感じのエンターテイメントです。
暴走する巨大動物を止めるんだ!という分かりやすい目的があるものの、デイビスとジョージの関係が意外と深い。デイビスは密猟者の取締りで人間に嫌気が差し、一方のジョージは密猟者に母親を殺されるものの助けてくれたデイビスには信頼を寄せ人間を嫌ってはいない。この関係が最後にとても重要になってきます。
派手なアクションはまさに大乱闘、特に3頭がシカゴに入ってからの暴れぶりは手が着けられずとにかく派手です。とにかくハチャメチャに進めて行くんだけれど、ラストは熱い友情があり、そして割と透かし気味の落とし方をしてきます。でも割とこれもありがちな王道とも言えます。
ドウェイン・ジョンソンの手話はなんかこう温かみがある演技で、主人公のキャラをよく現してるように思いました。肉体ばかり目立つけど、結構演技派です。
オススメ度4+。割と気軽に観られる内容だけれど、言うほど浅くもない脚本でした。良いアクションエンターテイメントだと思います。
Posted: 5 月 19th, 2018 under 2018, 映画.
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