ブラックパンサー
ティ・チャラは国王の急死によりワカンダ国の国王となる。その頃、かつてワカンダから不法に奪ったヴィブラニウムの取引が行われる事を知り、ティ・チャラは取引現場へと向かう。その時彼は、亡き父から譲り受けた王家の指輪と同じ物を持つ賊を目にする。
マーベルコミックの同名の原作の映画です。ブラックパンサー自体はシビル・ウォーにも出演し、時間軸的にはその後に王位継承した話から始まります。
ワカンダ国の内乱をテーマにした、実に王道のアクション映画でした。王位継承の迷い、もうひとりの王族と内乱、大きな挫折、最初のライバルの劇的な再登場などなど。本当にベタ過ぎるくらいの王道展開で、そつのないアクションエンターテイメントです。ただ、ブラックパンサーのアクションヒーローとしての魅力はどこにあるのか、という疑問は残りました。ハイテクだけで言えばアイアンマンやホームカミングのスパイダーマンがいるし、不死身さだとデッドプールがいるし。何かこう、アベンジャーズの中でも特筆すべき魅力があればという感じがします。そこまで引き出しきれなかったのは痛いところ。今のままだと、アベンジャーズの中でも真面目な良識人枠で終わってしまいそう。
オススメ度は4−。面白い事は面白い、王道アクション映画です。ただ今ひとつ記憶に残りにくい印象の薄さが否めません。
Posted: 3 月 3rd, 2018 under 2018, 映画.
Comments: none
Write a comment