Lazy Bear

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バリー・シール/アメリカをはめた男

航空パイロットであるバリー・シールは、その腕前をCIAに買われ過激派組織の拠点を偵察機で撮影するという仕事に付く。だが任務の最中に麻薬組織と交流を持つようになり、そこで大量の麻薬を運ぶ仕事を請け負った。しかしそれはすぐに警察に察知され、バリーは自由と引き換えに別の任務を余儀なくされる。それは武器の密輸だった。


主演はトム・クルーズ。実在する人物バリー・シールの半生を描いた作品です。
実話ベースのお話ですが、とにかく展開が奇想天外、破天荒の連続でした。バリーの目的はお金だとは思うけれど、そのためだけにあまりに多方面に喧嘩を売っています。トム・クルーズはこのバリーを飄々とした好青年のように演じていましたが、やはり金に狂った亡者という単純な人物というよりどこか自ら進んでスリルを味わいにいっているようにも見受けられました。
ハイテンション過ぎない適度なテンションで非常にテンポよく進むストーリーでした。当時の情勢もかなり分かりやすい解説が入っていて、どうしてこれが得なのか、バリーが何を利用し付け込んでいるのかはすぐに分かります。その上で、そんな事をしてしまうのか、と呆れと驚き半々の展開で最後まで飽きが来ませんでした。

オススメ度は5。特に予備知識も要らずに楽しめる映画です。トム・クルーズのファンのみならず、こういう破天荒な実在の人物に興味がある方には是非オススメです。

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