スパイダーマン ホームカミング
憧れのトニー・スタークにスカウトされ、自身がアベンジャーズの一員となったとはしゃぐスパイダーマンことピーター・パーカー。しかし彼への要請は一向に無く、日々近所で小さな犯罪に対応するだけの鬱屈した日々を送っていた。
そんなある日、ピーターはATM荒らしの現場を目撃する。待ち望んだ大事件と喜び勇むが、彼らは通常では考えられない武器を使用していた。そしてその武器を密売する組織の存在を知る事となる。
主演はトム・ホランド。アイアンマンことトニー・スタークもロバート・ダウニー・Jrが演じています。
時間軸としては、丁度シビル・ウォーの続きとなります。今回のスパイダーマンは完全にアベンジャーズに組み込まれたもので、スーツもトニー・スタークが作成したハイテクスーツ、展開の要所要所で調子に乗ったピーターを諭すのもトニー・スタークです。
このハイテクスーツのスパイダーマンは、正直あまり好きではありませんでした。特に補助輪モードが解除されてからは、完全にアイアンマンのスーツのそれです。ただ、これが意外にも終盤戦に向けた前振りだったのに驚きました。挫折からの復活、そして自分を見つめ直す展開は王道で実に燃えます。親友の頼れる相棒感も良く、今後の作品にも出て欲しいと思いました。
何だかんだで、ヒーローとして重要なのは心の強さであると描写したいのでしょう。一度折れたトニー・スタークが言うと説得力があります。その説教の意図を堂々と口にするのはみっともないんだけれど、このウザさが逆にそれらしいのかも知れません。
オススメ度は4+。アベンジャーズ前提とは言え、かなり王道でヒロイックなアクションです。ここからシリーズに入るのも良いでしょう。
Posted: 8 月 11th, 2017 under 日常.
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