あなたの対費用効果はゼロよ！
今日、隣の人が不意に話しかけてきた。例のあの人ね。
「最近髪切ったんスよ。どうして気付いてくれないんすか？」
「（お前よりも駅前の鳩の方が興味わくからだよ）あ、そうなの。地元で切った？」
「いや、やはり地方人としてはやっぱ都会のお洒落なお店に憧れるじゃないっすか！ フランクリンさん（仮名）だって、顔パックとかマッサージあるとこ行ってるじゃない。だから俺も都会デビューしようと思って」
「（今日の昼飯は鍋焼きうどんだな。寒くなったし）で、どこ行ったの？ お洒落な店って」
「渋谷のなんとかってとこっす。なんとかって長い名前のとこの近くらへんで。いやあ、若い人ばっかりっすねえ。みんな外人みたいだったっすよ」
「（そうだ、水道代払うの忘れてた。明日コンビニ行かないと）そこの店って紹介で行ったの？ 予約？」
「いや、普通にそのままっす。なんかあんまり客がいなかったから、ラッキーだったっすよ」
「（おっといけない、年始の夜行バスのチケットがまだだった）そうだね、プロテインだね」
とまあ、僕が言いたいのは二つ。客がいないのはその店が流行ってないからではないかという事と、その頭のどこに札二種類分の価値があるのかって事。少なくとも僕には、アンタッチャブルの柴（以下略）
そういや、渋谷ってお洒落なイメージだったのかな？ 僕には恐ろしい所ぐらいしか無いんだが……。これが２０代の厄年を終えるということか。
Posted: 11 月 29th, 2007 under 日常.
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