Lazy Bear

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デッドプール

腕利きの傭兵だったウェイドは、ある日末期がんを宣告される。一縷の望みを怪しげな男の提案する治療に託すと、ウェイドは人体実験により特殊な薬剤を注入され、不死身のミュータントになってしまう。そしてその容貌は二目と見られない醜いものと変わり果てていた。


主演はライアン・レイノルズ。
マーベルコミックス原作の異色中の異色のヒーローを主人公にしたアクション映画です。
主人公デッドプールは第四の壁を抜けてくる公式設定があり、本作にもその演出は多分に含まれています。また、様々な映画などのジョークがふんだんに盛り込まれていますが、元ネタを知っていないと案外ポカーンとしてしまいそうな気がします。しかもかなり年代の幅があるので、全部分かる人はいるのだろうか。
本作は昨今のマーベルコミックス原作作品の中では、割と血液描写が多くやや残酷な印象を受けます。しかし、作中でも自虐的に語られますが、予算の都合でしょうか他作品に比べるとアクションの地味さはどうしても否めません。どちらかと言うと、デッドプールのヘラヘラした立ち回りやジョークを楽しむような作品でしょう。またストーリーもかなり小規模かつ短いものなので、さほど噛みしめるものもありません。
またシリーズの伝統で、今回もスタン・リーが登場しています。

オススメ度は4−。これまでのマーベルコミックス作品にしてはアクションは控えめのような気がします。どちらかと言えば、デッドプールの色々アレなキャラクター性を楽しむような作品だと思います。

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