HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス
使用済みパンティを被ることで正義の変態、変態仮面に変身する色丞狂介は、日常で事あるごとに変身しては悪を成敗していた。恋人の姫野愛子はそんな彼の姿に複雑な心境を持ち、やがて2人はすれ違いから離れてしまう。
そんな中、かつて倒したはずの巨悪、大金玉男が実は生き延びて再び活動を始めた事を知る。
主演は鈴木亮平。原作はかつて週刊少年ジャンプで連載され、PTAから敵視されていたとかいないとか逸話のある”究極!!変態仮面”です。
まさかの続編という訳ですが、本作は原作には無い大学が舞台となったほぼオリジナルの内容です。もっとも前作も含め、原作がギャグ漫画でストーリー性がある作品という訳でもないので、らしいテンプレに準拠していれば充分なのですが。
ギャグ演出に関しては、前作がそこそこヒットしたからか随分と狙いすましたかのようで、それがやや空振っているように感じました。けれど、そもそもの肝である変態アクションがスタイリッシュかつ変態的に仕上がっていて、それだけでもう充分です。逆に言えば、見所はそれしかありません。
時期的なものかは分からないけれど、妙にスパイダーマンを意識したギャグをしつこく入れているように思いました。これはほぼ蛇足のように思います。
オススメ度は3+。要は、この変態アクションが好きかどうか、それだけです。それ以外のギャグに関しては、かなり好き好きでしょう。
Posted: 5 月 14th, 2016 under 2016, 映画.
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