ザ・ヴァンパイア 〜残酷な牙を持つ少女〜
寂れた片田舎の町、そこに父親と住むアラシュは鬱屈した毎日を過ごしていた。ある日彼は、夜の町を一人で歩く奇妙な少女と出会う。彼女に惹かれたアラシュは、何かと彼女に近づき親密になろうとする。しかし彼女には、アラシュには決して見せないもう一つの顔があった。
中東っぽい町を舞台にしたゴシックホラー風の作品。モノクロの映像に独特の会話の間と、とにかく個性的な映像の作品でした。ストーリーは非常に淡々としています。最初は群像劇なのかとすら思いました。また、独特の間の中には長い行間があるようで、とにかくそういったものを察しながら観る作品です。そのため、これはかなり好き嫌いが分かれるタイプです。単なる映像作品と割りきって観るのか、それともこの独特のシュールな世界観を楽しむか。かなり難しい作品と言えるでしょう。
オススメ度は３。とにかく個性的な映像と世界観が目立つ作品のため、人を選ぶ内容だと思います。簡単に人に薦められるものではないでしょう。
Posted: 9 月 20th, 2015 under 2015, 映画.
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