ラン・オールナイト
ブルックリンを牛耳るマフィアのショーン、彼の元で殺し屋として暗躍するジミーは、息子のマイクを守るためショーンの一人息子であるダニーを殺害してしまう。ショーンは息子のかたきを討つべくジミーとマイクの殺害を決意する。ジミーは自分の命に未練はないものの、自分のせいで不憫な思いをさせ続けてきたマイクだけは守るため、致し方なくショーンとの戦いに身を投じる。
主演はリーアム・ニーソン。
マフィアとの抗争、そして親子の軋轢を描いたクライム・アクション。主人公ジミーは、マフィア、警察、殺し屋から同時に狙われ、それを撃退しつつ息子マイクを守り、その過程から関係の修繕を図るといったもの。ただ、基本的には銃撃戦メインのアクション映画であり、正直なところ親子の確執の描き方はかなり使い古されたものだという印象が拭えません。ストーリーも粗が多く、あまり緊張感を覚えない展開でした。そのため、今ひとつ入り込めません。
近年のリーアム・ニーソンの役どころは、ほぼこういったもので固定化されているように思います。ストーリーも今ひとつ独創性が感じられない以上、作中でどうしても既視感を覚えてしまいます。
オススメ度は３。とりあえずアクション映画が観たければ、といった程度です。あまりリーアム・ニーソンのファン向けではないような気がします。
Posted: 5 月 16th, 2015 under 2015, 映画.
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