寄生獣
高校生の泉新一は、ある日得体の知れない生物に右腕を乗っ取られてしまう。その生物は自らをミギーと名付け、恐ろしい速さで人間社会の事を学んでいく。同時に世間では、被害者が原型をほとんど留めていない姿で発見される通称『ミンチ殺人』が頻発していた。それをミギーと同じ寄生生物の姿だと直感するや、新一は否応なく彼らの生態へと巻き込まれていく。
原作は同名の人気コミック。
とりあえず、想像以上に見所の無い作品でした。脚本があまりに下手過ぎるのと、まるで合ってない演出、凄みも無い空回りの演技と、好意的に観られる所がありません。何かの片手間で作ったか、素人が集まってどうにかしようとしたか、そんな程度の内容です。原作の看板を借りてる以上は最低限それに落とし込むべきだと思うんだけれど、それすら出来ない制作は本当に反省すべき。聞きかじりの知識でうまくやろうとして、見事に転んだようにしか思えないレベルでした。
こういうケースの場合、具体的に何処がどう悪いと言い出すとキリが無いので、逆に良かった部分を挙げるものだけど。今回はちょっと見当たりませんでした。
オススメ度は２。映画の体裁だけは取れてるという評価です。観賞はほぼ金ドブ行為なので気をつけて下さい。
Posted: 11 月 29th, 2014 under 2014, 映画.
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