ウルフ・オブ・ウォールストリート
ジョーダンは、ウォール街で働き始めた若き株屋。しかし、すぐにブラック・マンデーが訪れ、ジョーダンの働いていた投資銀行はあっさりと潰れてしまう。しかしジョーダンは、小さな投資会社に再就職すると、すぐに頭角を現す。やがて独立したジョーダンは、子供家具屋のドニーと新たに投資会社を起こす。その後のジョーダンは、独自の強引な経営手法で瞬く間に会社を急成長させる。いつしかジョーダンは、ウルフと呼ばれる有名人となっていった。
主演はレオナルド・ディカプリオ。監督はマーティン・スコセッシ。
実在のブローカーであるジョーダン・ベルフォートの半生を描いた作品。
株式投資の世界の狂騒劇を描いた作品ですが、まあ全編に渡って、金・女・薬のオンパレードでした。とにかく欲に狂った人間の狂った日常がこれでもかと描かれています。
序盤はサクセスストーリーっぽくテンポ良く進んでいくけれど、そこから先が非常にダラダラした展開ばかりで非常に退屈でした。ただただひたすら消費するジョーダンのただれた生活ばかりで、これと言った見所がありません。ここらへんは非常に過激な描写が多く、本作品がR18指定されている理由でもあります。とは言え、結局のところはハダカとクスリばっかりで、基本的に大した内容はありません。長い尺とR18までの規制緩和の割に見せ場がない、非常に演出の退屈さを感じます。この内容なら、半分くらいで十分だったのではないでしょうか。
オススメ度は3。非常に長い割に緩慢で単調な展開の映画です。ディカプリオを始めとする役者陣の熱演は凄いだけに、なんだかもったいない作品です。
Posted: 2 月 1st, 2014 under 2014, 映画.
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