大脱出
セキュリティ会社に務めるブレスリンは、脱獄の才能に長けたプロフェッショナルである。その才能を生かし、政府機関の依頼を受けて各地の刑務所に受刑囚として入所、セキュリティの問題点を洗い出して実際に脱獄するという仕事を行っていた。
そんなある日、CIAから特別な仕事を依頼をされる。それは民間組織による特殊な刑務所であり、その運営もさる事ながらセキュリティ体制も非常に堅牢なものであるという。それを証明するための依頼だった。しかしブレスリンは、入所当日に突然と拉致されるように入所させられてしまう。そして所長や緊急コードも、全てがまったく通用しない状況下に置かれてしまった。
主演はシルベスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガー。
謎の刑務所から、正体不明の相棒と共闘して脱獄を図る、アクション映画です。
この作品の見どころは、やはりハイテク刑務所の盲点を如何に突いて脱獄するのか、というところ。この舞台となる刑務所は、やはり経緯が経緯だけあって、軽く人権蹂躙など行う異常な場所です。そんな中で不当な扱いも受けながら、主人公ブレスリンがあれこれ策を巡らせる所は非常に見応えがありました。スタローンもシュワちゃんも、ガタイがデカイだけに体力勝負かと思えば意外とそんな事は無く、きちんと駆け引きや地道な調査、部品の調達など細々とした事もこなします。もちろん、銃撃戦や取っ組み合いもあり、アクション映画としても見応え抜群な所が良いです。
予告編では、相棒ロットマイヤーが胡散臭い雰囲気だったけれど、案外普通に頼れる相棒だったのは拍子抜けでした。確かに隠し事や裏はあることはあったんだけれど。まあ、２人はなかなかよいコンビだったと思います。
オススメ度は４＋。単なるアクション映画ではなくて、色々とギミックや伏線を張っており、非常に見所の多い楽しめる作品でした。主演両名のファンにもオススメ出来る作品です。
Posted: 1 月 11th, 2014 under 2014, 映画.
Comments: none
Write a comment