ウルヴァリン:SAMURAI
人里を離れた山奥で隠棲するローガンは、ある日ユキオと名乗る女性と出会う。彼女はローガンを探しており、彼女の依頼主はかつてローガンに命を救われた事があり、今は病床の身で余命幾許もなく、最後にひと目ローガンに会いたいのだという。あまり気乗りはしなかったが、1日だけという約束で、ローガンは東京へと向かう。
主演はヒュー・ジャックマン。
マーベル・コミックの人気キャラクター、ウルヴァリンが主人公の作品。前回に引き続き、ウルヴァリンはヒュー・ジャックマンが演じています。
今回は舞台が日本という事で、ハリウッドも日本でロケ撮影をしたそうです。そのため、上野や秋葉原と言った見覚えのある場所がチラホラ出ていました。
ハリウッド映画でのジャパンテイストと言えば、もはや様式美すらあるほどの誤ったアレなのですが、本作にもたっぷりと盛り込まれていました。しかも、いちいち突っ込んでいたらキリがないくらいです。むしろ、正常な方が少ないくらい。ここまで来ると、これがマーベル・コミックの世界観なんだ、と納得さえしそうになります。
今回のウルヴァリンは、いつの間にか不死身の超回復能力が無くなってしまい、いつもの戦い方ではすぐに苦戦してしまうという過酷なものでした。しかし、結局の所はなんか成り行きで解決策を見つけてしまい、後は流れで終わりまで進んでいきます。多少のどんでん返しはあったけれど、大体予定調和ではないでしょうか。
オススメ度は3+。かなりツッコミどころの多いアクション映画です。あまりハマりはしないけど、こういうのが逆に好きな人は少なくないのではないでしょうか。
Posted: 9 月 14th, 2013 under 2013, 映画.
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