デビル・インサイド
1989年、マリア・ロッシは突如3名の人間を惨殺する。その後、精神鑑定の結果心神喪失状態が認められ、イタリアの精神病院へ収監された。
20年後、彼女の娘であるイザベラは、事件の真相を追及すべくマイケルと共にイタリアへ渡った。
悪魔祓いネタのモキュメンタリーエオがです。制作スタッフの一部には「パラノーマル・アクティビティ」シリーズのスタッフも関わっているようです。
ドキュメンタリータッチに悪魔憑きの真相を追う話で、導入からイタリアへ渡るまでの展開は非常に興味を引く内容でした。下手な演出は無く淡々と進む辺りの妙な生々しさがモキュメンタリーの良い所です。
ただ、母親と会って二人の非公認エクソシストを雇ってからはちょっと変な感じになっていきます。急にやらせ臭くなり、下手な映画を見ているような気分になりました。もうちょっとモキュメンタリーらしく淡々とやって貰いたかったところ。何でも感情的になれば良いという訳でもありませんし。
後半のカタルシスさは流石に良かったけど、結局それだけが見せ場っぽい気がしないでもありません。良くも悪くも「パラノーマル・アクティビティ」の亜流という感じです。
オススメ度は3。まあ日本非公開のようだし、DVDかBDを借りる機会があれば見てもいいかもしれないという程度です。
Posted: 7 月 16th, 2012 under 2012, 映画.
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