ドリームガールズ
コーラスグループのドリーメッツは、アマチュアコンテストを受けるものの結果を出せず燻っている不毛の日々を送っていた。しかし、そんな彼女達にカーディーラーのカーティスが目をつけ、人気シンガーのジミー=アーリーのバックコーラスへ売り込む。
有名なブロードウェイミュージカルを、ビヨンセ、エディ=マーフィー、ジェイミー・フォックスといった豪華メンバーにより映画化。
本格的な音楽ステージを中心に構成されているため、ほとんどが歌のステージ、セリフも歌で述べる事も多く、どちらかと言えばミュージカルに近い作品です。
よくある成功劇みたいなものかと思ったら、音楽業界の負の部分や愛憎渦巻く人間関係など以外にも単純なだけの展開ではなく、ストーリーにはかなり入り込めました。
音楽もかなり拘っているようで、素人の僕ではあるけれど劇中で言うところの「ソウルのある音楽」「ソウルのない音楽」がおぼろげに感じ取れました。別段ミュージカル好きという訳ではないけれど、ノリのいい音楽では自然と指でリズムを取ってしまったりします。
ミュージカルが元ネタということでかなり好き嫌いの分かれる映画ではあるけれど、ストーリー自体は非常に面白いし、臆面無く音楽業界の悪い所を毒づくのは好感が持てます。生々しい視点でミュージシャンの人生を描いてるように思えました。
オススメ度は3+。とりあえずミュージカル仕立てという事で、万人向けではありません。でも、割と楽しめる範囲ではあると思います。
予告編で流れていた音楽、タイトルまでは覚えていないけれど(One Night Onlyだったか)を2パターンで聞いてみるのは結構面白いと思います。
Posted: 2 月 17th, 2007 under 2007, 映画.
Comments: 2
Write a comment