Lazy Bear

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ツリー・オブ・ライフ

テキサスに住むオブライエン一家は、慎ましくも幸せな家庭生活を営んでいた。しかし長男のジャックは、あまりに理不尽なほど厳しい父親に対して反抗心を抱いていた。それはいつしかジャックに家庭での疎外感を抱かせるまでになった。

主演はブラッド・ピットとショーン・ペン。厳格な父親の居る少年時代の生活を描いた作品ですが、正直なところ抽象的な描写が多く、その割に何を言いたいのかさっぱり分からない脚本でした。自然との調和がうんたらと、家族の愛と神様への疑問等々、まあそんな所を描いたつもりなんだろうけれど、じゃあどういう映画なのかを説明するのに非常に困る薄さのため、正直なところ見所や面白さがさっぱり分かりませんでした。単なるイメージビデオとホームドラマをくっつけただけにしか思えないので、どうにも制作側の自己満足としか捉える事のできない作品です。
とりあえず見所として強いてあげるなら、ブラッド・ピットの父親の演技が相変わらず硬くて格好いい所くらいか。ショーン・ペンに関しては、完全に共演する意味が感じられませんでした。あれくらいなら別にもうちょっと格下の俳優でも良かったのでは?

オススメ度は3。ブラッド・ピットのファンが演技を観に行くくらいの映画です。人によっては相当退屈させられる内容です。

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