大震災顛末
今日の仕事中、突然凄まじい揺れに襲われました。僕の仕事場は高層ビルの約20Fです。建物が免震構造になっているらしく、とんでもない揺れの強さで普通に立っていられませんでした。キャビネットの中身は散乱するし、ロッカーの上にあるダンボールは落ちてくるし。あまりの揺れに具合悪くさえなってきました。
その後非常階段から外へ避難。外で余震が収まるのを待ちつつ、実家や親戚に電話してみたけれど一向に繋がりません。メールはちらほらやれました。いつもお米を貰ってる母方の実家の祖父が住んでいるのが、今回の地震で最も強かった震度7の地域で、特にここが心配です。
やがてビルに戻る事になったけれど、エレベーターが使えず元のフロアまで非常階段で登りました。着いた頃にはもうへとへとで、甘いジュースを飲むようなありさま。
程無く定時を迎えて帰るものの、交通機関が全て止まっていて身動きが取れなかったので、仕方なく時間つぶしに飲みへと行きました。その後、徐々に運転再開し始めた地下鉄に乗り、大分情報に振り回され行ったり来たりを繰り返しながら、3時間近くかけて帰宅しました。地下鉄は本当にしんどかった。乗る人がみんな「最初は強く当たって後は流れで」をするので、本当にすし詰め状態。エクストリームスポーツですよもう。
今回、一番許せないのはJRの対応です。速攻で終日見合わせにしたのは、例の事故の後安全基準を極端に引き上げたせいだろうけれど、駅もシャッターを締めまくって駅構内を異常に狭くしたこと。そのせいで酷く駅が混雑しました。シャッター閉めて帰ったのかよお前ら、と、疲れもあったせいでキレそうになりました。でも、運転再開しないからってこの対応は無いんじゃないかなあ。
ひとまず、実家の方は無事なようだけれど、停電で水道以外のインフラが全滅状態のようです。怪我が無ければとりあえずは良いんだけどさ。問題は母方の祖父。本当に連絡が取れない。電話は呼び出すんだけど、取ってくれない。多分どこかに避難しているだけだと思うんだけれど。携帯も持ってないから、本当に家の電話に出てくれないとどうしようもない。とにかく無事であって欲しい……。
Posted: 3 月 11th, 2011 under 日常.
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