デッドクリフ
本来なら立ち入り禁止のはずの山へ登った5人。しかし、彼らは次々と不可解な事故に見舞われ何度も命の危険に晒される。
やがて彼らを、ただの不運では片付けられない明らかな人為的な事故が襲いかかった。
フランスで作成された山岳が舞台のホラー映画です。
立ち入ってはならない山に踏み込んだ5人を襲うのは一体誰だろうか、というものなのだけれど、序盤のハラハラドキドキ感とは打って変わり、後半はかなり残念な展開になっていてがっかりしました。5人を襲っていたものの正体もそうだし、オチもなんか唐突で釈然としません。そもそもホラー映画でも伏線は重要なものなのに、それが張り方も回収も酷いものでした。危険な岩場を登るシーンなど、そういった所のカメラワークは抜群に良くて迫力満点だったのに、肝心のホラーが今一つなのが勿体無い。何となくやりたい事というのは伝わるから、もうちょっと話をシンプルにまとめつつ設定にも手を加えた方が良さそう。この手の種類のホラーだと、「テキサス・チェーンソー」の方が怖かったかな。
オススメ度は3。ホラーとしては今一つです。こういうB級ホラーは好きなんだけれどね。安っぽくとも、脚本がもっとしっかりしていれば面白さも変わっていただろうに。
Posted: 1 月 8th, 2011 under 2011, 映画.
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