エクスペンダブルズ
バーニーは消耗品を自称する傭兵軍団を構成していた。ある日、仕事の依頼を受けたバーニーだったが、その内容はまたいつもの通り高額の報酬の代わりに過激で危険なものだった。
シルヴェスター・スタローンが監督、脚本、主演を勤めるという話題作。また、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ミッキー・ローク、ドルフ・ラングレンと、錚々たる出演者のラインナップも注目。また、ブルース・ウィリスとアーノルド・シュワルツェネッガーもチョイ役で出ています。軽いメタ発言とも取れるジョークも飛ばしていました。
内容はランボーの焼き直しのような印象を受けるものでした。ただ、もっと背景が薄く政治色が少ない単純明快なものです。そのため、完全に娯楽的なアクションエンターテイメントとして楽しめます。
肝心のアクションはB級ながらかなりの大迫力でした。爆発シーンや銃撃シーンは元より、接近しての殴り合いもまた素晴らしいです。特にジェイソン・ステイサムのナイフと拳銃を使った格闘はスピーディーで芸術的ですらあります。また、スタローンもさり気無く高速リロードや早打ちテクを見せていました。ジェット・リーは今一つカンフーが冴えません。なんかこうもっと見せ場があれば良かったのに。ドルフ・ラングレンの方がキャラとしても見せ場としてもずっと上のような印象があります。
ミッキー・ロークはアクションには関わらない役でしたが、渋い演技でただの脇役に当てはまらない存在感がありました。本当にいい役者だと思います。意外と味方役敵役どちらもいけるタイプです。
オススメ度は４＋。B級アクション好きにはたまらない内容です。特に考えなくてもいいアクション映画なので、構えずにすっと見られると思います。話題性も高いけれど、意外と内容も良い出来だと思います。
Posted: 10 月 16th, 2010 under 2010, 映画.
Comments: none
Write a comment