Lazy Bear

Categories

Archive

Site search

Feeds

Meta

コップ・アウト 刑事(デカ)した奴ら

ジムとポールはNY市警の刑事で9年来のコンビだった。ある日二人が追いかけていた犯人が、実は別の刑事達が1ヶ月以上かけて調査を続けていた麻薬組織に関係しており、結果的に組織の関係者が全て潜伏、調査を台無しにしてしまう。二人はその責任を取らされ1ヶ月の無給の停職を言い渡される。ジムは愛娘の結婚式を間近に控えていたため、どうしてもお金が必要だった。そのためやむなく大切にしていたコレクションである野球カードを売却しようとするのだが。

主演はブルース・ウィリス。相方はトレイシー・モーガン。
ブルースが刑事役なのはダイ・ハードシリーズが有名ですが、割とちょくちょく単体で刑事映画に出ています。本作もその類のB級映画です。
よくある類の刑事アクション物で、麻薬に停職にカーチェイスに銃撃戦とお約束通りの展開。ただ、この辺りにB級ならではのはっちゃけたものが無く、案外無難なもので終わらせてしまったのが残念です。また、ブルースとトレイシーの掛け合いだけど、これが予想外に面白く無かった。トレイシーがしつこく映画ネタやトリビア的なものを出してくるんだけど、あまりに唐突過ぎる上に話も広がらない。あと、個人的にトレイシーのいちいち甲高い声を出して話し始める喋りもイマイチ好きになれません。せめて二人の掛け合いが面白ければ、もう少し評価が変わったのだけど。

あと、この副題のセンス。酷いもんだねえ。

オススメ度は3−。ブルースファンにもちょっと物足りない出来です。見所も無いので勧めにくい映画です。

Write a comment