特攻野郎Aチーム THE MOVIE
スミス大佐率いる四人編成チーム、アルファチームは、違法なドル紙幣の原版と印刷されたドル紙幣を奪還するという任務を行う。今回も見事に達成したのだが、何者かによって罠にはめられ、四人は不名誉除隊となり刑務所へ収監されてしまう。
しかし、この不名誉をそそぐべくスミス大佐は刑務所を脱獄、他の刑務所に収監されている仲間を集め、リベンジマッチへと挑む。
８０年代に制作されたアメリカのドラマシリーズの映画化です。僕はほんの少しだけ見た記憶がありますが、変な四人組と飛行機が嫌いな大男が居るとかそんな程度の記憶です。
主演はリーアム・ニーソン。
予告編からしていかにもなアクション映画ですが、蓋を開けてみたところ期待通りのアクション映画でした。ただ、意外と脚本は凝っていてそれなりに筋道を立てた上でチームを暴れさせていたのが驚きでした。もっと御都合主義でやるものだと思っていたのだけれど。
アクションは期待通りだけど、他に面白かったのが人物同士の掛け合い。特にバラカス役のクイントン・“ランペイジ”・ジャクソンと、Ｈ・Ｍ・マードック役のシャールト・コプリーは絶妙でした。シャールト・コプリーは「第９地区」で主演をしていたけれど、演技の内容は随分違っていたので驚いています。
多分主に観に行く層は往年のドラマシリーズのファンだと思うけれど、内容的にはどうなんだろうという比較の意味で気になるところがあります。僕のようにさほど記憶も無いけれど名前だけは知っているというレベルの人ならば、かなり楽しめるのだけれど。
オススメ度は４。特に難しい事を考える必要はなく、ただただアクション映画を見てスカッとしたいという時にはオススメです。往年のファンにはどうなのかな？ 気にする所はその一点ぐらいだと思います。
Posted: 8 月 21st, 2010 under 2010, 映画.
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