レディ・イン・ザ・ウォーター
アパートの管理人をしていたクリーブランドは、夜中にプールの巡回をしていたところ、転倒して頭を打ちプールへ落ちる。
気が付くとクリーブランドは自分の部屋のソファーにいた。しかしそこには見知らぬ少女の姿があった。
少女の名はストーリー、自らを水の妖精と名乗った。
M・ナイト・シャマラン監督脚本の最新作。
とりあえず感想としては、ただただ酷いの一言。序盤の導入が終わる前に、早くも嫌気がさして来る内容でした。
要約すれば水の妖精が任務を完了させるためにアパートの住人が一致団結する訳ですが、あまりにも展開が御都合主義、その割に細かい設定やら用語が沢山飛び出してきて、まずそこで一度引きます。そして登場する人々が、何故か水の妖精などというファンタジーを何も疑わずに信じ込む所にまた引きます。そして、何の捻りもないラストで更に引きます。
「彼女は水の妖精なんだよ」
一般人の反応 「ふーん(駄目だこいつ……)」
漫画の反応 「な、なんだってー!?」
シャマランの反応 「よし、何か力になれることはないか?」
幾らフィクションでも無理があるだろうと。ファンタジーでもホラーでも、人間の感じる事とか理性感情は現実と変わらない訳で。その辺りを軽んじると全体が迷走する例です。
シャマランの絶頂期はやはり「シックスセンス」止まり。回を重ねるごとに酷くなってます。
オススメ度は2−。特に見所も何もありません。設定が細かいなあ程度です。
Posted: 10 月 1st, 2006 under 2006, 映画.
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