カイジ 人生逆転ゲーム
フリーターの伊藤カイジは知り合いの借金の保証人になったため200万もの負債を抱えてしまう。返済能力の無いカイジは借金を帳消しにすべく帝愛グループが主催するギャンブルゲームへの参加を余儀なくされてしまう。
原作は同名の漫画、主演は藤原竜也、友情出演で松山ケンイチと何故かもたいまさこ。
原作漫画は読んでる訳ですが、内容の規模を考えるとかなり改変しないと映画の枠には詰め込めないだろうなと思っていました。だから大分原作とは変わるだろうし、それでどこまで面白い映画になるかなと期待してましたが。これが想像以上に酷い。原作のイメージを無視してるとか、そういう次元じゃない。単純につまらないし、退屈。
ギャンブルゲームだってのに大した心理戦も無ければ、藤原竜也が叫び。周りが付和雷同してそれの繰り返し。ラストの利根川戦にしても、駆け引きも何もあったもんじゃない。ただ利根川が独り言のように心の声でくっちゃべって終了。
一体なにこれ? 映画作ったの? 藤原竜也がごちゃごちゃ叫んでるだけじゃないか。
原作云々以前に映画として駄目。原作に忠実にするなら遠藤からして忠実にするべき。改変してやるのならば相応に面白く仕上げるべき。片手落ちならともかく両手落ちって何さ? この映画の中で散々繰り返されてるあの単語が当てはまる気がします。
あと「ざわ……ざわ…」の演出を考えた奴は焼き土下座した方がいい。
オススメ度は1。ちょっと予想外に酷かった。勧められる層が見当たりません。スルーが吉。
Posted: 10 月 10th, 2009 under 2009, 映画.
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