30デイズ・ナイト
アメリカ最北端の町、バロウ。そこは冬になると30日もの間、太陽が昇らない時期があるという極寒の土地だった。ここで保安官を務めているエバンは、ある日犬が大量に殺害される事件に遭遇する。異常者か復讐目的の犯行かと思っていたが、次第にこのバロウに忍び寄る不気味な存在に気づき始める。
主演はジョシュ・ハートネット。
要は吸血鬼と人間の戦いというアクション映画です。よくある話だと朝まで頑張れば吸血鬼は太陽の光を浴びて死ぬ、みたいな突破口があるのだけれど、舞台となっている町は丁度太陽の昇らない期間に入っているため、正体が分かっても絶望的となっています。
設定は面白いなあと思ったものの、結局のところ良くあるアクションに落ちてしまっていて、あまりのめりこめなかったというのが正直な感想。それに吸血鬼だけれど、なんだかゾンビっぽい集団で知性の感じられないところが微妙だなあと思いました。もっと吸血鬼は誰だ?的な疑心暗鬼に満ちた展開を期待していたのだけれど。
原作はグラフィックノベルらしいけど、原作と比べると脚本はどう違うのだろうか? まあどの道、出来はあまり良くないように思います。
オススメ度は3−。大体想像出来るような映画です。多少グロイけれど、それも案外予想出来る範囲内かと思います。
Posted: 9 月 6th, 2009 under 2009, 映画.
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