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サブウェイ123 激突

ニューヨークで地下鉄の司令室に勤務するガーバー。その日も滞りなく地下鉄は動いていたのだが、そんな午後2時、突然ある地下鉄が謎の停車を起こす。司令室の呼びかけにも答えないその車両は、先頭車両から後ろを切断、そして運転手とは違う人間が司令室へ応答をしてくる。それは、1時間以内に乗客の身代金1000万ドルを要求するものだった。


監督はトニー・スコット。デンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタの二大主演。
この映画は昔の作品のリメイクだそうですが、僕は見た事がありません。

ストーリの大まかな流れは、地下鉄をハイジャックし身代金を要求、それに絡む駆け引きがある交渉メインのような内容です。ただ、このハイジャックには不自然な点が多く、犯人は一体どんな目的でハイジャックを行ったのかが焦点になります。
ひとまず見終わった感想としては、その肝心の焦点のところがインパクトに欠けるというか本当に印象が薄かったです。何でこんな事を企んだのとかが随分投げっ放し。ガーバーの身の上のこともそうだし、ハイジャック犯の身の上とか何か意味深なものが点在しているのだけど、結局どうでもよくて話に絡んでこないように思いました。
シンプルな交渉ネタでもなければアクションもさほど重視している訳でもなく、「結局これはどこが見所だったんだろう?」と、首を傾げてしまいます。デンゼル・ワシントンもジョン・トラボルタも、せっかく名優使っているのにどうしてこんな演出なんだろうかと勿体無い感じ。人物像の設定が薄過ぎるというか間違っているのでは?そんな印象です。

オススメ度は3−。予告編の煽りから比べるとかなり期待外れです。気軽に見られる内容でもあるけれど、ちょっとこれはなあ、という終わり方。なので時間潰しにしかならないと思います。

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