小さな幸せ
今日も仕事で一日中へこへこしながら電話握りっ放しで卑屈になってやってました。オマケに金曜日は宵っ張りの仕事だ。なんかもう笑うしかない。
そんな打ちのめされた感じでへとへとになりながら歩く帰り道でのこと。うちに帰ってお酒一杯だけ飲んで寝ようかと思っていた訳ですが、ふと夜道の脇になにやら気配を感じて足を止めました。するとそこにいたのは、一匹の虎縞の猫。
僕は、猫が僕を見るだけで逃げ出してしまうほど、猫には嫌われる体質です。僕自身は猫は好きなんだけれど。なので、夜道にいたその猫にも、僕は逃げられるだろうなあと思いつつも足を止めたまま指先をくゆらせてちょっかいを出してみました。すると、何を思ったのかその猫、てくてくと僕の足元まで自ら歩み寄るではないですか。意外なその反応に僕は思わず感動。そして何か無かったっけ、と途中で寄ったスーパーの買い物袋からお握りを取り出し、試しに御飯粒を少しあげてみました。するとその猫は恐る恐るではあるけれど、きちんと僕の手から御飯を食べてくれました。僕は嬉しくてしばしその猫に御飯をあげつつ、背中を撫でたりしていました。
こうやって猫を触ったのは、今年だと出張先以来での二回目になると思います。とにかく嬉しかった。なんかこう動物に寄り添われるのは、友人の少ない僕にはキュンと来るものがあります。
もしかすると、僕は猫に嫌われる体質が軽くなってきているのかもしれない。
なんかそれだけでもうちょっと気を張れそうだ。
Posted: 8 月 19th, 2009 under 日常.
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