デッドプール&ウルヴァリン
気心知れた友人達とサプライズパーティーを楽しんでいたウェイドだが、突然現れた謎の集団に拉致される。TVAと名乗る集団とその管理者であるパラドックスは、ウェイドの世界は世界を支えるアンカーである存在が死亡したためいずれ消滅すること、そして自分は実績作りのため消滅する予定の世界を効率的に消滅させることを伝える。真っ向から反発したウェイドはすぐさま死亡したとされるアンカーの最期の地へ向かう。アンカーはローガン、無敵の回復能力を持つ彼なら実は生きているはずと一縷の望みを託すのだが……。
主演はライアン・レイノルズ、ヒュー・ジャックマン。マーベルヒーローの中でも特に異色のヒーローであるデッドプールの三作目です。今回はX-MENでお馴染みのウルヴァリンとのダブル主人公となります。
デッドプールと言えば下品なジョークと残虐描写なんだけど、本作でも惜しみなくそれが詰め込まれています。また様々な方面へ喧嘩を売ってるかのようなネタもかなり遠慮がありません。この部分はむしろ過去作よりもキツくなっているかも。
登場人物もシリーズお馴染みのキャラや、過去から引っ張り出してきたものやらなかなか多岐に渡っています。そしてマーベルシリーズの生みの親である故スタン・リーもカメオではないですがきっちり広告で登場していました。
そんなハチャメチャな内容ではあるけれど、話の筋は一本しっかりと通っていて不思議と最後は感動してしまいます。あんなに脱線しまくったり笑えたり笑えなかったりするネタをぶっ込みまくっても、話の本筋がぶれていないからでしょう。
オススメ度は5。シリーズのファンは間違いなく楽しめるだろうし、ローガンだけ知ってるというような人にも勧められると思います。ただしあまりにキツイ下ネタや残虐描写には注意です。
Posted: 7 月 27th, 2024 under 2024, 映画.
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