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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3

サノスとの決戦を制したアベンジャーズ。その後ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの一同はノーウェアに拠点を移し生活していた。しかしクイルは失踪したガモーラのことで気を病み酒に溺れていた。
そんなある日、金色の男が襲撃、なんとか撃退するもののロケットが瀕死の重傷を負ってしまう。すぐさま治療を試みるものの、彼の心臓にはキルスイッチが埋め込まれていて治療する事ができなかった。
チームはロケットを救うべく、彼のルーツを探る事となった。


監督脚本はジェームズ・ガン。MCUのガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの3作目です。
今回はロケットの過去について描かれています。ロケットは不自然な改造を受けているのは明らかで、実は寿命も短いんじゃないか?なんて憶測も飛び交っていましたが、今回はロケットが胸を押さえる理由が明らかになります。
本作の悪役は結構悪辣で、やることはシリーズから考えると大分小悪党な部類になるけれど、内容がエグくて人によってはかなり嫌悪感を抱くと思います。だからこそ、終盤の反撃が始まってからのカタストロフィはなかなかくるものがあります。やはり悪党は悪党らしく振る舞い、悪党のままやられる様式美が良いです。こういう部分も意識した脚本が実に見事でした。ジェームズ・ガンは押さえるところをきっちり押さえた上で、すきあらば色々おちょくって来るのがたまらない。
ガモーラは登場してくるものの、やっぱりほとんど別人で元の残酷なキャラに戻っています。一方ネビュラはチームをきちんとまとめ管理やフォローと非常に働いているんだけれど、真面目過ぎるからか心労が絶えないように見え何だか非常に好感が持てるキャラになりました。ガモーラが実質一番の新参になるんだけれど、このチームの雰囲気ならすぐにかつてのように馴染めたかも知れないと思いました。

オススメ度は5。いつものノリで楽しい一方で、結構キツめの動物虐待描写もあるので、嫌悪感を持つ人は覚悟が必要になるかもしれません。

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