ザ・ロストシティ
恋愛小説家のロレッタは新作のプロモーションのためのツアーに駆り出されるものの、あまり乗り気ではなかった。そんな彼女の前に現れた大富豪フェアファックスによって南国の島へ誘拐される。
信じられないことに、フェアファックスはロレッタの小説を読み伝説の都市ロストシティをロレッタが知っていると確信していたのだった。
このロレッタの危機に真っ先に立ち向かったのは、ツアーでロレッタを苛つかせていたモデルのアランだった。
主演はサンドラ・ブロック、チャニング・テイタム。そしてダニエル・ラドクリフとブラッド・ピットという、なかなか豪華なメンツが揃っています。
ただの小説家がとんでもない冒険に巻き込まれてしまうアクションコメディです。ロレッタはやややさぐれた感じの小説家で、そんな彼女を救おうとするアランは恵体の割に気が弱く要領も悪く何もかもが空回りする終始コメディリリーフなキャラ。フェアファックスは物腰が柔らかく見えてナチュラルに畜生発言をかましてきて、ジャックは無駄にイケメンでスタイリッシュ。
彼らが密林の中で大騒動を繰り広げる訳だけど、基本的にはコミカルな展開で楽にして見られる内容でした。とにかくロレッタとアランが絶妙に噛み合わない掛け合いをするのが面白く、二人を真剣に追うフェアファックスの手下との温度差が凄いです。いまいち締まらないアランだけど、物語の終盤には突然と格好良くなるのは凄かったです。考えてみれば、結果の良し悪しはあっても終始必死なのは一貫していた訳だし。
ラストも割と王道な展開ですんなり終わりました。ちょっとだけサプライズはあったけれど、概ね想像通りという感じです。
オススメ度は4+。コミカルで王道な冒険モノです。肩肘張らず気楽に観たいという気分には非常にオススメの一本です。
Posted: 6 月 27th, 2022 under 2022, 映画.
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