混雑をなめるな
帰りの電車の中でのこと。
僕の乗る電車は快速のため、長距離移動する人が多く帰りはかなり混雑します。僕は空いている内に乗って、あまり窮屈にはならないような場所を選んでいるので、さほど苦労はしないのだけれど。何駅か進むと、発車間際に無理矢理お尻を捩込んで入れば乗った事になるんだ的な人が大勢発生します。あれは本当に迷惑だし見苦しいからやめてもらいたいところ。
そんな修羅の電車に、今日ベビーカーの母子が乗ってきました。もし、帰りの混雑を知っているなら、正気の沙汰では無い。そう思いました。まさか、ベビーカーならそんなに無理に押し込んでくることもないだろうと踏んでいるのだろうか？ それは甘いです。車内がどうだろうとお構い無しに無理矢理捩込んで来る人間は大勢います。しかも、一人それをやれば次々と沸いて来るものです。時には大人でも苦しさで息が詰まるほどになるのに、幼児がそれに見舞われたら冗談抜きで死にます。誰が悪いとか何が悪いとかで犯人も捕まらず（そもそも犯人の定義は？）、鉄道会社のせいにされるでしょう。そして幼児専用車両が誕生し、混雑率は更に悪化していくと。後半は適当な空想だけど、この国ではあながち無くはなさそうでは？
僕も人の事は言えないが、目先の事に捕われて行動し、その結果とんでもない事になっても反省出来ず人のせいにする、そんなのが当たり前の世の中になってる気がします。
正論とか倫理感とかなんだろうね？ 昔はたいていの大人が持ってるものだと思ってたけど、実は老若男女含めて持ってる人が稀有なだけなんだよなあ。「自分は持ってる！」と思い込んでる人は大勢いるけどさ。
Posted: 12 月 25th, 2008 under 日常.
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