バンク・ジョブ
カーショップを経営しているテリーだったが、経営は思わしくなかった。ある日、昔付き合っていたマルティーヌという女性に銀行強盗の話を持ちかけられる。
早速テリーは仲間や機材を集めて実行に移す。しかし事態は予想外の展開を迎えることになる。
主演はジェイソン・ステイサム。相変わらずの悪人顔で、しかし渋い演技やマイホームパパも演じられる辺り、この主人公には実にぴったりでした。
この脚本は1971年に実際に起こった事件を元にしたものだそうです。ただの銀行強盗が国を揺るが一大スキャンダル事件へと発展した前代未聞の出来事。僕は良く知らないですが、さすがに何から何までそのまま再現はしていないとは思いますが。
銀行強盗の計画から実行、そして逃走し関係者が動き出し、誰もが保身に走るという、実に良く出来た展開でした。クライムサスペンスのため話の繋がりや背景を良く考えていないと分からなくなるってのもありますが、それが苦にならない人なら十分楽しめると思います。心理描写や各俳優の演技力も十分なので退屈はしないでしょう。
オススメ度は5−。なかなか良質のクライムサスペンスです。サスペンス好きにはたまらない出来映えでしょう。
Posted: 11 月 23rd, 2008 under 2008, 映画.
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