レッドクリフ Part I
三国時代、曹操は朝廷に対する反逆者として、劉備と孫権の征伐に乗り出す。
曹操軍は80万の大軍、対する劉備と孫権の連合軍は5万程度。圧倒的に不利な戦況だったが、名軍師諸葛亮は、曹操軍を打破する一計を案じる。
原典は三国志の赤壁の戦いです。ただ、曹操軍の軍勢が妙に多かったり、地の利を説明するのが諸葛亮だったり、曹操が小喬目当てだったりと、三国志演義の方がネタ元っぽいです。でも、三国志演義でもここまで戦力差は大きくなかったはずなんだけど。
関羽と張飛の再現度がハンパじゃなかった。なんでこの二人だけ役作りに気合入れてるのか不思議なくらい。風貌だけで誰と分かるほど特徴を前面に押し出しすぎ。反対に、諸葛亮は微妙でした。あんまりキレ者っぽくない。劉備にいたっては空気そのもの。小喬は凄い美人でした。
本作ではまだ有名な赤壁の火計にまでは至ってないけれど、大体の流れはこれでつかめると思います。
次回では、十万本の矢を三日で集めたり、黄蓋をムチで血まみれにしたり、祭壇を建設したりするんだろうか。
オススメ度は4−。とりあえず暫定。
かなり壮大ですが演出には微妙な点もチラホラ。また、多少なりとも赤壁の戦いを知らないとあまり面白くないかもしれません。
Posted: 11 月 2nd, 2008 under 2008, 映画.
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