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ゴジラvsコング

髑髏島の王者であるコングは、今はエーペックスという巨大企業の施設に幽閉される日々を過ごしていた。一方、かつては人類に敵対する怪獣を倒してきたゴジラは、突如として人間の都市を襲撃する。ゴジラとコングは太古からの敵対関係であり、両者を会わせてはならない。そのためコングの隔離先として、コングの生まれ故郷と思われる地下空洞世界へ誘導を試みる。だがエーペックスにはコングの隔離以外に別な目的を持っていた。


ゴジラとキングコング、日米を代表する有名な怪獣が対決するという王道な怪獣映画です。世界観としては、ゴジラは2019年のゴジラ キング・オブ・モンスターズ、キングコングは2017年のキングコング 髑髏島の巨神と同じ時間軸になります。そのため過去作に登場した人物、その血縁者と思われる人物が登場します。
ストーリーは主にコング側の視点で進みます。何故隔離されているのか、コングの故郷はどこか、エーペックス社は何を企んでいるのか。その一方でゴジラ側の襲撃もあり、両者の激突は過去作同様に迫力満点でした。
中盤はコングのルーツを探る冒険物になるけれど、やたら危険な地下空洞世界を巡る話は全体から見ると少し浮いているかも知れません。コングの伸び伸びとした躍動感は凄いんだけどね。
そして最終決戦へ向かっていく訳だけど。ゴジラ対コングの対決は、意外にも全く言い訳出来ないレベルで決着がつきます。ここまで折るのかってくらい念入りに。そして広告なんかにも多分出ていなかったアイツ。ケンカキックなんかしたりちょっとヒール感が凄くてある意味完璧でした。過去作のオマージュもちょこちょこ入ってるのもグッド。細かいところにお約束の王道ネタも散りばめられていて本当に大満足の一作です。

オススメ度は5。過去作で満足だった人には当然満足が出来る会心の一本だと思います。

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